Diary

CLTと現場監理と

2022.03.23


少々、スケールオーバーだが実は機能的に構成された空間である。それもそのはず、単管部材と天井面に広げられた道板は効率の極みでつくられた部材。閉ざされながらも所々光が落ちる。足元には照り返しのあるポリエチレンフィルムが土間を構成する。メッシュ筋と共にどこまでも広がる目線を遮るのは、杉材のCLT材。CLTの壁面には、ハイサイドライトとなる開口から心地良く光がなだれ込む。その様は、冷たい素材の中に温かさを与えてくれる。”ミニマム”と言ってもいいのだろうか?限られた素材で反復する様子は、いつまでも眺めていたい風景である。しばしば、建築の現場にはそれが存在する時がある。この間、一瞬だけ出会える瞬間に立ち会った。

Diary

CLT建て方

2022.02.02

CLT建て方
現在進行中のプロジェクトで、工場兼事務所の建て方の確認を行いました。愛媛県産杉によるCLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)構法になります。基本的に内部の最終的な仕上はCLTとなります。90mm厚のCLTなので、2人で運べます。原寸模型をつくっている感覚ですね。。。完成が、今から楽しみです。

Awards / Publication

2021年度グッドデザイン賞 受賞

2021.10.22

ボールアーキテクチャ合同会社が、設計監理を行いました”分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」“を含めた歴史的資源を活用した観光まちづくりの-地域の取り組み・活動-としてこの度、2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。事業主であるバリューマネジメント株式会社さんはじめ、ディレクターとしての一般社団法人キタ・マネジメントさんと株式会社KITAさんの活動および各地に展開する「NIPPONIA」「NIPPONIA HOTEL」の実績も踏まえて高く評価されたようです。引き続きこれらの活動が、地域経済の活性化となるよう期待いたします。