ウッドデザイン賞受賞 道後温泉 葛城 琴の庭
2021.10.21
“道後温泉 葛城 琴の庭“が2021年 ウッドデザイン賞を受賞いたしました。ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する顕彰制度です。趣旨でもある、“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的とすることを念頭にこれからも設計活動を行っていきたいと考えています。
“道後温泉 葛城 琴の庭“が2021年 ウッドデザイン賞を受賞いたしました。ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する顕彰制度です。趣旨でもある、“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的とすることを念頭にこれからも設計活動を行っていきたいと考えています。
「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町 MUNE棟」の撮影にて、始めてのドローン撮影を行っていただきました。なかなか面白い映像が撮れそうです!操作性も良く、ドローンを少し操作させていただきましたが・・・結果購入してしまいました!!!買ってから考える。いつものことですが。調査等、色々使えそうかなと考えています。撮影画像後ほど報告いたします。お楽しみに!
「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町 MUNE棟」が完成し、8/11からオープンしています。空き家だった土蔵と長屋群を再生した宿泊施設と小規模の店舗から成る建物です。建物群の前に広がる庭園は、臥龍山荘と大洲神社が有る西側の山裾に開かれています。おおい茂った草むらをスッキリとさせて、暑い夏でも木陰に包まれ気持ちの良い空間となりました。秋には紅葉が素晴らしく、四季折々の表情を見せてくれる特別な場所となるでしょう。江戸後期に木蝋で栄えた村上長次郎邸の東側に位置するこの場所は、木蝋づくりの“晒し場”として利用されていました。敷地内にも、その時使用されていたであろう井戸や木蝋の材料となるハゼの実をすり潰していた道具が点在していました。その様な歴史背景を汲み取り、庭園や建物を再構築しています。その場所で郷愁への思いを馳せ、ゆっくりと時間を過ごしていただける場所が出来たのではないかと思っています。企画から竣工までの間、時間や制約に縛られながらも携わられた皆様には、本当に感謝の気持ちしかありません。また、臥龍山荘の通り側にも魅力的な小さなショップを設けていて新しく4つのお店がオープンしています。お近くにお寄りの際は是非覗いてみてください。愛媛、大洲に新しい観光スポットが出来たのではないかと思っています。